「3つの時間区切りで自律性をはぐくみリズムのある毎日を!」 〜ママ茶話会 / どうしてる?夏休みを楽しむみんなの工夫〜

こんにちは。インナービューティー料理研究家・フードコーディネーターの國塩亜矢子です。

「ママ茶話会~どうしてる?夏休みを楽しむみんなの工夫」というテーマでお届けしているコラム、3回目をお届けします。


「長い!長い!長すぎるよ夏休み~!」」というママさん、多いですよね。
かくいう我が家も小学3年生と年長園児がいるため、子どもたちと過ごす夏休みは長いです。

旅行など予定がある日は困りませんが、予定のない日をいかに親子で気持ちよく楽しく過ごすかがカギ!そこで今回は、長い夏休みに大人も楽しく過ごすための我が家の小さな「時間の工夫」についてご紹介したいと思います。

●1日を3つの時間に区切りメリハリを!

夏休みなどの長期休みに自宅で過ごす日には「集中して頑張る」「ゆるめる」「一緒に楽しむ」と3つの時間帯に区切って、親子でメリハリをつけるようにしています。

①一緒なら頑張れる!午前中は「みんなで集中タイム」

子どものごはんの準備や宿題チェック、遊び相手にプールの水換えなど、夏休み中のママの負担はいつも以上に増大!でも時間に追われてイライラしたり、仕事をないがしろにはしたくない(できない)もの。

上の子が小学生になってからの夏休みは「親子で一緒にサマータイム」が我が家の定番。

いつもよりちょっと早起きして、午前10時までを「親子集中タイム」と決め、ダイニングテーブルで子どもは夏休みの宿題や市販のドリルを、私は仕事のメールチェックやコラムの原稿執筆や画像編集などデスクワークをすすめます。

幼稚園児の娘はひとりやや遅起きですが、たまに早く起きた日は市販のドリルをしたりおもちゃスペースのお片付けをしたり。

それぞれが「やるべきこと」に集中する時間は午前中に!

②集中して頑張った後は「個人優先タイム」や「兄妹タイム」

10時以降~昼食までは「ちょっと緩めの自由タイム」と決めて、それぞれが好きなこと・その日の気分でやりたいことをする時間に。

小学生の息子は涼しいうちにお友達と公園で遊んだり、TVや映画を見たり。娘はおままごとやシール遊び、工作など。兄&妹で水遊びを楽しむことも(夏ならでは!)。

私はその間に撮影や執筆などの仕事や家事、読書などその日のToDoに合わせて動きます。「親子タイム」を繰り上げることも!

③最後は「親子タイム」で一緒に楽しむ!

昼食後~16時頃までは「親子で一緒に楽しむ時間」をなるべく優先して楽しく過ごすように。

一緒に小さなプールで水遊びをしたり、プロジェクターで映画を見たり(ドラえもん、コナン、ポケモンが王道)、おやつ作りや夕飯作りにチャレンジしてみたり……近所にお散歩やお買い物に行ったりする日も。

「楽しい親子時間のために、午前の集中タイムは一緒に頑張ろうね!」と話しておくことで、連帯感や親子のチーム化が深まる気がしているここ数年。

子どもたちなりに「みんなの時間」「個人の時間」それぞれの大切さも理解してきた模様。特に長男は小学生になってから、ある程度自分で一日のスケジューリングができるようになってきたなと感じ、成長を感じています。

長い夏休み期間は、こちらが思い描いたスケジュール通りにいかず、しんどく感じる日だってもちろんあります。

でも、将来戻りたくても戻れないのが子どもたちと過ごす目の前の「今」という時間。

子どもが小さいうちは特に大変なことも多いですが、子どもから学ぶこと・子どもが与えてくれる幸せも本当にたくさんあるものです。 「一緒の時間も別々の時間もどちらも大事」という考えを親子で共有し、時に想定外を楽しむ心持ちを大切に、人生で一度きりの今年の夏を親子でちゃんと楽しみたいな、と思います。


次回は子育ての先輩、大学生と高校生のお子さんの母であるHiroeさん。
大きくなったお子さんたちとの距離感や一緒に過ごす日の工夫がとっても気になります。
みなさんもお楽しみに!

Writer:國塩亜矢子

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