暑い夏におすすめの発酵調味料〜私のインナービューティーライフ〜

こんにちは。発酵料理研究家の永井彩です。

「私のインナービューティーライフ 〜普段の食事で気をつけていること」というテーマでお届けしているコラム、2回目の今回は、「お酢」についてです。


はじめまして!まずは簡単に自己紹介を

千葉県おゆみ野にて、旬の素材を使った発酵食や発酵調味料づくりをお伝えするお料理教室を主催しています。家族の体調不良をきっかけに、食べたもので身体が作られることを実感し、日々の食生活に試行錯誤してきました。
それと同時に、家族や大切な人と囲む食卓は楽しく心を豊かにしてくれる大切な時間でもあります。
「楽しくて美味しい!」と「身体に良い!」の両立を大切に、 発酵の優しい世界をお伝えしています。

暑い夏におすすめの発酵調味料「お酢」

短い梅雨が明け、暑い日が続いていますね。
わが家には、現在高校生と大学生の娘がいるのですが、小さなころから食べることが大好き!
毎日のお弁当や夕食をとっても楽しみにしてくれています。

そんな彼女たちも、ここのところの暑さに疲れ気味な様子で、冷たくさっぱりしたものをリクエストされることが多くなりました。

そんな時に、わが家で使う頻度が高くなるおすすめな調味料が「お酢」。
食欲を増してくれたり、疲労回復も期待出来たりと夏バテ予防にぴったりな調味料です。
お酢売り場には様々な種類が置かれていて、好みのものを見つけるのも楽しいですね。

もし、どのお酢を買おうか迷ったら、まずは米酢、中でもラベルに「静置発酵」と書かれたものがおすすめです。
原料液を掻き混ぜずに、ゆっくりと発酵させた伝統的な作り方のため、ただ酸っぱいだけではなくて、香りやうまみも加わった仕上がりで、お料理に使うとお味もワンランクアップしますよ。

お気に入りのお酢を使って、酢の物やドレッシングの他、いつものお浸しや野菜の揚げ浸しにも、お酢の酸味を加えてアレンジしてみるのもおすすめです。

今が旬の夏野菜などを、フライパンで焼き目をつけて漬け汁に漬け、冷たーく冷やして召し上がれ。

わが家では、茄子が大人気!いつもたっぷり作ります。
その他ズッキーニやとうもろこしも季節を感じられて美味しいですよ。
残った漬け汁はお素麺などの麺類と一緒に最後まで無駄なくいただきましょう。

<Recipe:夏野菜の焼き浸し>

【材料】
 めんつゆ(3倍濃縮) 50ml
 みりん 100ml
 酢 30~40ml
 水 200ml

【作り方】
1.漬け汁の材料をすべて鍋に入れ、ひと煮たちさせ冷ましておく。
2.茄子やズッキーニ、インゲンやアスパラなどお好みの野菜をフライパンでソテーし、漬け汁に漬ける。

簡単なので、是非作ってみてくださいね!

次回のコラム担当は、Ayakoさん。
インナービューティー料理研究家の、今の季節イチ押しの食材をご紹介します。
お楽しみに!


【参考文献】
・すべてがわかる!発酵食品事典 (世界文化社)
タマノイ酢株式会社|お酢の効果・効能

Writer:永井彩

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