ラタトゥイユで初秋のインナーケア!〜季節の変わり目で大切にしていること②〜

こんにちは。インナービューティー料理研究家・フードコーディネーターの國塩亜矢子です。


まだまだ酷暑が続く時期ですが、暦の上ではすっかり秋。夜には涼しい夜風が通り抜けることもあり、確実に秋の気配を感じますね。

今回は、そんな季節の変わり目に美容・健康のために筆者が気を付けていることをご紹介します!

●美肌のためのアウターケア

我が家はキャンプや海遊びなどのアウトドアレジャーが大好きなので、夏は日焼けによる肌ダメージのケアをいつも以上に意識します。

秋の初めは真夏に受けた紫外線ダメージが少しずつお肌に出てくる時期。
スキンケアアイテムもホワイト系(美白ケア系)にシフトし、シミ対策により効果的な美容液をこの時期はスポットで取り入れるなど「外側美容」(アウターケア)にもちょっと工夫しています。

●美肌のためのインナーケア

「内側美容」(インナーケア)では、栄養豊富な夏食材に加えて出回り始める秋食材も積極的取り入れながら夏バテケアや美肌ケアを。

【1】抗酸化食材による紫外線ケア
【2】意外と忘れがちな冷え性対策
【3】乾燥肌対策

の3本柱でのインナーケアを季節の変わり目である9月は特に意識しています。

以前のコラム「イチオシのインナービューティー食材」でもご紹介した赤パプリカや甘酒に加え、トマト・茄子など抗酸化力の高い食材、かぼちゃ・アーモンドなど血流をサポートする食材、人参など乾燥肌ケアに◎な食材を常備するように。

●この時期のレギュラー料理とは?

野菜たっぷりのラタトゥイユ。たっぷり野菜のトマト煮込みです。鍋ひとつで手軽に作れて、前述の紫外線ケア・夏バテケア・冷え性対策に必要な栄養素を数種類の野菜から手軽に摂ることができるのでおすすめです。

鍋に粗く刻んだニンニク、オリーブオイルを加えて香りが立つまで弱火で炒めたら、ざく切りにした玉ねぎとパプリカやナスなどの野菜類を一気に加えて混ぜ炒めます。全体に火が通りはじめ少ししんなりしてきたらトマト缶を汁ごと加えて蓋をしてしばらく煮込み、最後に塩・こしょうやスパイス類で味を調えるだけ。

食材のおいしさを引き立てるためにも味付けはこれくらいシンプルな調理が好きです。

出来立てはもちろん、冷やしてもおいしいので常備菜としても重宝します。夏バテが長引いて、食欲が戻らないときにも食べやすいですよ。

主役にしたい時は鶏もも肉を加えればボリューミーなおかずに!カレー粉やクミンパウダーなどのスパイス類で味変するのも楽しいですよ。
鍋ひとつでつくれる栄養満点のラタトゥイユは、野菜室に余っているお野菜をいろいろと消費できるので食材ロスの面でも◎

季節の変わり目の美肌ケアや夏バテ回復のためにも是非食卓に取り入れてみて下さいね!


お次は発酵料理のプロAYAさん!この時期、AYAさんが体を整えるために意識している工夫が楽しみです。

Writer:國塩亜矢子

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